序『始まりの独白』或いは『虚無への覚醒』

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私は王。不死の魔王、そう呼ばれている。何時の頃かは定かでは無い。 不死の魔王、これは今の私の名ではないが、私の元に訪れる者は、誰一人として例外なく、そう呼ぶ。 …今、気の遠くなるような長い年月を経て、私は存在する。
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