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聞き慣れたチャイムが鳴り響き、皆、いざ昼食だと言わんばかりにガヤガヤとうるさくなる。
龍也はその音に反応し、ノソッと机から顔を放した。
まず時計に目をやると、刻は12時30分。
それから辺りを見回すと、一ヶ所に女子やら男子やらが密集している。
女子:男子 7:3
と言ったところだろうか。
まだ噂の女子生徒の話題で盛り上がっているのかと思うと、少々その女子生徒が哀れに思えてくる。
とりあえず次の行動に移そうと思い、椅子から立ち上がった。
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