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その後ゆうやはみきの事が頭から離れず野球もやめて一週間がすぎた!
収入がなくなったおふくろは実家のほうに戻るといい親父の実家がある宮城に戻った!
だがみきが住んでるところまで電車で一時間!でも会おうと思えばいつでも会える距離!それを分かっても怖くて怖くて前に進めないゆうやだったが!
ある日引っ越したこと知ったみきの両親がみきを連れて家に遊びにきた!
またみきとの再会!
みきの顔見ると涙出てしまい、顔そらしみきの手を見ると四年前に別れる時に渡したボールを握っていた!
みきのお母さんがいうには事故にあったのはこのボールを拾うために道路に飛び出し車にぶつかっという!
でもこのボールだけははなさかったらしい!
ゆうやはふと変なことを思ってしまった!
『俺があの時ボールをわたしていなければ』って!
自分が悪いだと!
その時みきのお父さんがこう言った
『ゆうやの置いていった野球の道具を見るとみきは止まるんだよ』って
『だからみきにもう一回ゆうやが野球してる姿をみせてやってくれないか』といわれた!
ゆうやは俺にはもう野球する事は出来ない!俺のせいでみきは記憶喪失になってしまったんだから!と自分をせめた!
そして今度はみきのお母さんに聞かれた
『四年前にみきとなにか約束した?』と言われ!
ゆうやは甲子園にいくって約束したと伝えた!
そしたらみきのおかあさんが
『やっぱり』
なにがときくと
『記憶がないみきが夏になるとかならず甲子園を見てテレビから離れないの』って
『絶対ゆうや君を探してるんだよ』
『お願い、みきのために甲子園にいってみきに見せてやって』といわれた!
話を聞いてたおふくろが
『かすかな記憶があるのなら記憶を戻すことが出来るみたい』といった瞬間
ゆうやは俺にもみきのためになにか出来るんだと思い!
ガキの頃みたいにがむしゃらに甲子園を夢みることを忘れていた!
みきの笑顔取り戻すのはもうゆうやしかいない!
こうしてゆうやの甲子園の道が幕を開いた!
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