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あたしの名前は結城マオ。
現在14歳の中学二年。
周りの同級生よりは少し大人びた外見と性格をしている。
制服がまだ時代遅れのセーラー服。
ちょっとあたしの顔立ちにはちぐはぐ。
…あたしのことはどうでもいいか。
その日あたしは学校からの帰りには近道なので公園を通り抜ける。
あまり栄えている地域ではないので公園の規模も小さく、
ブランコと滑り台と砂場くらいしかない。
小学校帰りの子供もいない。
この日はたまたま隅にあるベンチに腰掛けてぼんやりしていた。
まぁ、たまたまって言うかちょっと考え事があって真っ直ぐ家に帰る気がしなかったというのもある。
そんな時、数人の男…あたしと同い年くらいの男たちが公園に来た。
制服を着ているが、あたしの学校のではない。
セーラー服とセットと言っても過言ではない学ランだ。
彼らが着ているのはブレザーだった。
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