俺のモノだ!

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「お久しぶりです、陛下」   そう言って アイツ…ジェイドが赤い髪をした子供(と言っても見た目は17歳だが)を連れていつもの涼しい笑顔を貼り付け突然帰ってきた   「よおジェイド、どうした? しかもルークを連れてきたりして」   「いやぁ、たまたま近くをよったのでまた我が儘を言ってないか見に来たのですよ」   やばい…理由は何であれ少しだがわざわざ俺に会いに来たということが嬉しいと思ってしまった… というか、さっきからルークが俺のことをチラチラみてるんだが…何だ? 何か言いたいことがあるなら言えばいいじゃないか   「あぁ…そうそう今日は訳あってここのホテルに泊まることになったのでよろしくお願いします♪」   「そうか…」   といことは、上手くいけば今日はジェイドと2人きりになれるかもしれない、ということじゃないか このチャンスを逃してたまるか 滅多にアイツと一緒にいられないんだ 妙に懐いてるルークには悪いが今日ばかりは独り占めさせてくれ…というか、アイツをあんな子供に渡した覚えはないがな
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