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そのあとは、子供達と遊んだり、聖歌をみんなで歌ったりしていたが、チィと信也は相変わらず、すみっこで座っていた。
そんな二人が気になってしょうがなかった。
いや、チィが気になってしかたがなかったんだ。
「ねぇ、チィちゃん、信也くん、わたしほぼ毎日ここ来てるから、また会えると思うけど…。これ、わたしのアドレス。良かったらメールして?」
普段なら、初対面の人にアドレスを教えたりする事は絶対にないのに、なぜだかチィの事が気になってしかたがなかったんだ。
おせっかいと言われてしまえば、それまでの話しなんだけど、この時のわたしは なにもせずにはいられなかった。
すると意外にもチィは、嬉しそうに、笑った。
「ありがとう。里奈さんおもしろいからウチもメールするね!」
その笑顔を見て少しだけ安心した。
この後 後悔する事になるとは知らずに…。
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