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自身を扱かれ、白濁の蜜が溢れる。
胸の飾りに舌が這い柔肌を擽る。
汚ない穢い汚ない穢い汚ない穢い汚ない穢い汚ない穢い汚ない………………。
一筋、涙が頬を伝った。
一生伝わることのない想いと汚される身体。
愛しい貴方が自分に下した醜く穢れた罰…。
それでも…貴方が愛しくて恋しい。
何故、僕は貴方に恋してしまったのか。
どんなに酷い仕打ちを受けても憎むことも嫌いになることも出来ない。
「…ん゛…グゥ…。」
赤黒いペニスが自分の口を塞ぐ。生臭いそれに僕は、吐き気を催した。けれど、離すことは許さない。
「…ふぅ…ん…。
ヒッ…ゃ…あっ…あぁ…」
誰の物かもしれない指が蕾を溶かす。
ビクリと身体が跳ね目を見開き痛みに耐える。
気持ち悪くて苦しくてグチュリグチュリと中を掻き回される。
小刻みに震え反り返る身体。自らの白い腹は、白濁の蜜で汚れていく。
口の中には、誰かもわからない白濁に溢れゴホリと噎せた。
何を間違えたって言うんだろう…。
別にヒロインを望んだ訳じゃない。ちやほやされたかった訳じゃない…。
只、好きな人に…たった一人に愛されたかった。
たったそれだけ…………。
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