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「ばぁちゃん…
福島からいつ来たの…?」
前に家に帰って来たのいつだっけ…?
俺は考えながらヘラヘラと笑った
「お前の顔を見てから帰ろうと思ってたら…いつまで待っても帰って来ない!
やっと帰って来たかと思えば食事に文句をつける!
…ったくお前は…」
はじまっちったよ…
ばぁちゃん説教なげーし…
参ったな…
ソファーで新聞を広げている親父を盗み見ると
気の毒そうに目配せをしている
あんたの母親だろーが!
何とかしろよっ!
「おはようございますっ!」
諦めかけたその時
爽やかな声を響かせて
救世主が現れた
そうだった!
こいつがいたんだ!
弘貴は何故かばぁちゃんに好かれていた
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