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夏の終わりを
告げるように
大きな花火が
夜空に上がった。
季節は移り変わり
私達の心も
少しずつ…そして
確実に
すれ違っていく。
どうしようもなく
切ない時間だけが
哀しい想いと共に
重なっていく
桜の季節には二人で
笑っていたのに
今は…
どうしようないココロだけが
独り切なく、
今も月に、ぶら下がっている。
澄み渡った空が
ほんの少しだけ
ボヤけて見えた。
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