さよなら夏の日

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夏の終わりを 告げるように 大きな花火が 夜空に上がった。 季節は移り変わり 私達の心も 少しずつ…そして 確実に すれ違っていく。 どうしようもなく 切ない時間だけが 哀しい想いと共に 重なっていく 桜の季節には二人で 笑っていたのに 今は… どうしようないココロだけが 独り切なく、 今も月に、ぶら下がっている。 澄み渡った空が ほんの少しだけ ボヤけて見えた。
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