もし明日、世界が終わるなら

追川信太･設計士見習(23)

｢あ、あのっ！それなら‥｣

『‥？』

｢それなら‥あの‥｣

『なんだよ』

｢告白しても‥いいですか？｣

『そんな事か！
お前がめずらしいな』

相変わらず愛想よい笑顔で
信太の心を包み込むようだった