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服についた雨をはらうふりして
横目で君を見ていた...。
君はどこか悲しい目をして
遠くを見つめていた。
そんな君が不意に
僕に背を向ける
そんな気がした。
僕が辛いときだって
ばかやってるときだって
迷惑掛けてるときだって
どんなときでも
僕の傍で笑っていた健気さに
背を向けてたのは
僕だったのに...。
今、君がどんなに
大切な存在か気付いたよ。
いつも背を向けてたのは
僕なのに
いざ僕が君に背を向けられそうになると
心が痛い。
辛いよ...。
きっと...今君の手を掴んで
強く抱き締めても
君の心には触れられないよね。
君の寂しさを埋めることなんて
今の僕には出来ない。
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