16人が本棚に入れています
本棚に追加
夜、八時くらい...。
街中は明るく、楽しそうな声が
まわりから聞こえる。
僕は一組のカップルを見つめた。
二人はお互いの歩幅に合わせながら
肩を寄せ、ゆっくりと歩いてる。
そんな様子を見ながら
僕は知らず知らずのうちに
一人で先を急いでいた。
まるで君の言葉から逃げるように...。
でもやっぱり逃げることなんか出来なくて...
「ごめんなさい」
ただこう一言...
僕を一言も責めずに
目を伏せた君。
。
最初のコメントを投稿しよう!