第一章

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夜、八時くらい...。 街中は明るく、楽しそうな声が まわりから聞こえる。 僕は一組のカップルを見つめた。 二人はお互いの歩幅に合わせながら 肩を寄せ、ゆっくりと歩いてる。 そんな様子を見ながら 僕は知らず知らずのうちに 一人で先を急いでいた。 まるで君の言葉から逃げるように...。 でもやっぱり逃げることなんか出来なくて... 「ごめんなさい」 ただこう一言... 僕を一言も責めずに 目を伏せた君。 。
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