スーパーデビュー

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因みに私は田舎者の特権を活かして、実家にストックしてある缶詰めや味噌汁などの、長期保存可能食品を月1回の割合で送ってもらった。 それはもう、ものすごい量だ。 いつも重すぎて段ボールがベコベコになり、可哀想な状態になっている。 段ボールを運んでくれる宅配業者のお兄さんが、毎度の事、生まれたての小鹿のようにプルプルしている。 でもお兄さんは優しい。 いつも笑顔で爽やかに対応してくれる。 生まれたての小鹿のようにプルプルしながら。
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