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播「…んっ?…眩しい。」
俺の名は播磨拳児、薔薇高等学校に通う、不良の高校生だ。
昨日は散々な目にあってしまい、…やけに尻の穴が痛い。
まぁ、そんな事は置いといて。
今はその翌日の朝。ちなみに土曜日で、学校は休み。
2階の部屋に、朝日の眩しい光が照らしていた。俺は、その光で目を覚した。
播「…もう10時か。」
俺は、壁に付けてある時計を見て、そう言った。
播「………朝飯食いに行くかな。(ρ.-)」
腹はへっていないが、食わなければ、8人の姉達に“殺される”。
そんな恐怖心を抱きながら、一階の食卓に行った。
真「あら、丁度良かったのだわ。私に紅茶とスコーンを用意してちょうだい。」
播「何で俺が紅茶をいれなきゃいけないんだよ!!」
真「煩わしい下僕ね。さっさとするのだわ。分かっているだろうけど、温度は95℃以上なのだわ。」
播「…ハイハイ。」
真「ハイは一回なのだわ。」
播「…そう言えば、他の姉ちゃん達が見当たらないんだけど?何処に行ったんだ?」
真「そうね、…水銀燈と雪華綺晶はデパートに行って服を買いに、翠星石と蒼星石と薔薇水晶は商店街で食材の買い出し、金糸省と雛苺は巴の家へ遊びに行ったのだわ。」
播「ふぅ~ん。…で?真紅姉ちゃんは何してたんだ?」
真「決まってるでしょ?本を読んでいたのだわ。」
播「本を?…本なんて無いじゃんか?」
真「…。(-.-;)」
播「…真紅姉ちゃん?」
真「うっ、うるさいのだわ!!さっさと紅茶をいれて来て頂戴!!」
播「えぇ!?…わっ、分かった??┐('~`;)┌??」
真「…サングラスを外した寝顔が可愛かったのだわ。(////)
起きた時は焦ったのだわ。(-.-;)」
播「んっ?…何か言ったか?」
真「何の事かしら?」
播「いやぁ、…何でもない。」
二人しかいない食卓は、静かに時を過ごした。
播「ハイ、真紅姉ちゃん。」
真「ありがとうなのだわ。」
ピンポーン......ピンポーン.......
播「あれ?…こんな時間に誰だ?」
真「さぁね。拳児、貴方が行ってきて。」
播「ヘィヘイ。」
ホントに誰だろうなぁ?
ちなみに、今の時刻は11時。
ガチャ......
?「おはよう、播磨君。」
播「あぁ、木乃か。…どうしたんだ?こんな昼間近に。」
木乃「播磨君の家を探してたら時間掛っちゃって。」
播「んっ?何で俺の家を探してるんだ?」
木乃「忘れたの?今日はエルメスと一緒に、『あっちこっち行こうね。』って約束したじゃないかぁ。(`ε´)」
真「あら、丁度良かったじゃない。暇潰しに行けばいいのだわ。」
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