-An Everyday Experience.01-

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播「…んっ?…眩しい。」 俺の名は播磨拳児、薔薇高等学校に通う、不良の高校生だ。 昨日は散々な目にあってしまい、…やけに尻の穴が痛い。 まぁ、そんな事は置いといて。 今はその翌日の朝。ちなみに土曜日で、学校は休み。 2階の部屋に、朝日の眩しい光が照らしていた。俺は、その光で目を覚した。 播「…もう10時か。」 俺は、壁に付けてある時計を見て、そう言った。 播「………朝飯食いに行くかな。(ρ.-)」 腹はへっていないが、食わなければ、8人の姉達に“殺される”。 そんな恐怖心を抱きながら、一階の食卓に行った。 真「あら、丁度良かったのだわ。私に紅茶とスコーンを用意してちょうだい。」 播「何で俺が紅茶をいれなきゃいけないんだよ!!」 真「煩わしい下僕ね。さっさとするのだわ。分かっているだろうけど、温度は95℃以上なのだわ。」 播「…ハイハイ。」 真「ハイは一回なのだわ。」 播「…そう言えば、他の姉ちゃん達が見当たらないんだけど?何処に行ったんだ?」 真「そうね、…水銀燈と雪華綺晶はデパートに行って服を買いに、翠星石と蒼星石と薔薇水晶は商店街で食材の買い出し、金糸省と雛苺は巴の家へ遊びに行ったのだわ。」 播「ふぅ~ん。…で?真紅姉ちゃんは何してたんだ?」 真「決まってるでしょ?本を読んでいたのだわ。」 播「本を?…本なんて無いじゃんか?」 真「…。(-.-;)」 播「…真紅姉ちゃん?」 真「うっ、うるさいのだわ!!さっさと紅茶をいれて来て頂戴!!」 播「えぇ!?…わっ、分かった??┐('~`;)┌??」 真「…サングラスを外した寝顔が可愛かったのだわ。(////) 起きた時は焦ったのだわ。(-.-;)」 播「んっ?…何か言ったか?」 真「何の事かしら?」 播「いやぁ、…何でもない。」 二人しかいない食卓は、静かに時を過ごした。 播「ハイ、真紅姉ちゃん。」 真「ありがとうなのだわ。」 ピンポーン......ピンポーン....... 播「あれ?…こんな時間に誰だ?」 真「さぁね。拳児、貴方が行ってきて。」 播「ヘィヘイ。」 ホントに誰だろうなぁ? ちなみに、今の時刻は11時。 ガチャ...... ?「おはよう、播磨君。」 播「あぁ、木乃か。…どうしたんだ?こんな昼間近に。」 木乃「播磨君の家を探してたら時間掛っちゃって。」 播「んっ?何で俺の家を探してるんだ?」 木乃「忘れたの?今日はエルメスと一緒に、『あっちこっち行こうね。』って約束したじゃないかぁ。(`ε´)」 真「あら、丁度良かったじゃない。暇潰しに行けばいいのだわ。」
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