その後…

6/9
前へ
/31ページ
次へ
数分後。 着いたのは、やはりヒロキのマンションではなく東京タワー位あるんじゃないか!?と思った程の高級マンションだった。 「ここ…?」 「ああ。こっち」 そう急かされ、ヒロキは僕の手を取り歩いていく。 「ちょっ!」 急に引っ張られ、足元がふらついた。 すると、視界がコンクリートからヒロキの顔に変わった。 そう。 お姫様抱っこをされているのだ。 「なにをっ…」 「危なっかしいから。捕まって、落ちる!」 僕、男だし。 お姫様抱っこなんて…ありえねぇ!!
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2331人が本棚に入れています
本棚に追加