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ってかなんだったんだよあのじいさんは…
俺に何かようだったのかよっ…って考えても仕方ないか…
もう会うことはないだろうし
「…あ、あの~」
と思っていたらまた声を掛けられたので、またかよっと思いつつ声が聞こえた方に、俺は振り向いた
そこには先ほどの女の人がいた
よく見ると女の人は、俺と同じ中学の制服をきていた
「あの…まだ何か?…」
「先程は、ほんとありがとうございました!」
というと俺の方に深々と頭を下げて来た
「いいっていいって…ってか俺何もしてないし…それより君は、車に乗らなくていいのか?」
「は、はい…私はただおじいさんを探すためにここに来ただけですから」
じゃあ一緒に乗って行けばいいだろ
「それに…」
それに?
「車で移動中たまたま落込んでるあなたの姿を見掛けたので」
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