一章…[始まり]

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「それは……」       どうせ、秘密とか言われるんだろうと、俺は先読みをし、次なる言葉を考えながら…         「それは?」     と聞き返した         「私、小学4年生の時に、おじいさんと一緒にある試合を見にいってそこで知りました」         おじいさん?… あぁ…さっき魔界だのほざいてて神山に無理矢理連れて行かれたあのじいさんのことか…   ん?小学4年の時…         「も、もしかして…その試合って…中邑さんがHRを打って決めた試合じゃ…」       俺は半ば半信半疑に聞いた   記憶が間違いじゃなく…同じ試合を見たのなら、答えはYESのはず…      
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