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「そうですけど、どうして知っているんですか?」
「マジ!?…実は、俺もあの試合を見に行ってて、あの人の姿に憧れたから、今のスタイルが出来たのさ!」
「そ、そうなんですか」
あ、あれ?
も、もしかして引かれた?
急に大声を出したから?
悪いイメージしか持ってない俺が柄にもないことをしたから?
「…ふふっ…長尾さんもそんな顔するんですね
目を輝かせてまるで子供見たいに…」
そうそう子供みたい…っておい!
俺らはまだ子供だろっ!
「…わりぃかよ…」
「いえ、そういう訳じゃ…けどなんだか嬉しいです」
「何で、神山が嬉しいんだよ?」
「それは…内緒です。
あ、そろそろ私帰らないといけないので帰りますね」
と言うと神山は、そそくさとその場をさっていった
つか…何なんだよ!
あのじいさんといい、神山といい…ひとの邪魔しやがって…
まぁいいや…暗くなって来てるし、俺も帰るか…
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