一章…[始まり]

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俺は自分でもわかっていた     フルスイングしなければ、試合に出させて貰えることを…       けど、俺は自分のスタイルを崩したくなかった         そう、あれは…俺が小学4年の時に見た、1人のスラッガーに…憬れたから…             その人の名は…"中邑和博"       この人の豪快なスイング、三振をもすら恐れない姿に…鳥肌がたったのを今でも覚えている       と考え事をしていたら気付けば、俺は、河川敷にいた…       (はぁ…あの人に憧れ始めた全球フルスイング……俺のスタイルは間違えてるのだろうか?)
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