自分からの卒業。

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私はターンを覚え、今度は反時計回りに延々とくるくると回りだした。なれてくると上半身と下半身を分けて使えるようになり、わざと上下のスピードをずらした。自然と女の子が集まるようになり、なにもなかったが、軽口ぐらいは叩けた。 私はビールの味を覚えあきることなく、くるくると回り続けた。飽きなかった。
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