2 股間に振動器具を持つ男

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  「その手を放しな…クソババァ…」 店内から出ようとする二人の前に一人の男が声を掛けた 「なにっ!?誰…?」 りりかは振り向いて言った 「だ…誰がクソババァですって~!?」 それを聞いた真奈美は凄い剣幕で言い返した 「お前に言ってんだよ!この汚臭女がぁ!!」 「きぃ~!!」 「あんた…このワタクシに対し、いい度胸してるじゃない…」 「何者よ…!!」 りりかは呟いた “はっ…この人…どこかで…見たことある…” りりかはその昔、母親であるあやかから聞いた、ある男の事を思い出していた “この人…もしかして…” 「ちょっと、あんた!」 「アタシが天下の真奈美様と知って言いがかりをつけてんのかい!?」 「あぁ、知ってるとも」 「毎晩、そのくっさい体臭で店に現れやがって…」 「テメェの後の風俗嬢はみんな貴様のくっさい刺激臭が染み付いて、近寄れねぇんだよ!」 「俺様の唯一の趣味を奪うんじゃねぇ!この腐れババァが!!」
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