プロローグ

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高瀬 一馬         俺は毎日家で10時間は勉強している。 中学ではくだらない勉強をし、家では夜中まで新しい勉強をする。 部活や遊び…そんなものくだらないなと思う…   頭が良くないといい高校にも大学にも就職も出来ないんだ     将来は父さんみたいに大手の会社を立ち上げてこの日本を新しくする。 俺のIQは160だ、いや俺はそれ以上だと思う。   誰にも負けない、世の中頭脳が全て、くだらない青春なんていらない…   そんな俺に一通の入学推薦がきた。 入学推薦とは選ばれた子供にだけ届く、いくつか推薦はきていたが…   『憐等学園…?確かニュースで見たな、国がつくった全寮制の学園で警備はもちろん設備も新しい学園、将来が必ず約束されてるって…』   そんな学園から入学推薦がきた  俺は国に選ばれた   この学園に入れば俺はこの国を変えれる。   『やった…!俺の入る高校はここで決まりだ!!』   封筒の中には入学手続きの書類、学園案内、などと沢山の資料が入っていた。   しかも費用はかからないという…   『学業学科推薦か…いいじゃないか、学問を中心に知識を蓄える。他の学科は運動学科…?はっ!くだらない、体力があって何ができるんやら…』     親に了承を得てスラスラと名前を書き込み俺はポストの中に入学手続きをいれた。                       これから起きる惨劇も知らずに…    
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