プロローグ

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黒崎 達哉         俺は野球が好きだっ!いや、スポーツが全部すきだ!! いわゆる熱血だ!我ながらいい青春してると思う。 中学最後の野球の大会では優勝もした。   他にも様々な大会に出た。 柔道、サッカー、バスケ、剣道…俺の入ったチームは最強なんだ… 勉強なんてしない、俺はプロになるんだ! 勉強ばっかしてるから目も悪くなる、人付き合いが悪くなるんだ…   そんなある日俺は友達との遊びの帰り、家のポストに入っていた封筒を見た。   『憐等学園…?んだそりゃあ…?』   俺は家の中に入り資料を広げた。 国が作った全寮制の新しい学園…費用はいっさいかからない…   『あやし~…』   スポーツ推薦は沢山きていた。が、この費用がタダというのと将来を約束されているというのに俺は興味をそそられた…。   『プロに…なれるのか…?』   俺は野球で世界一になりたい、この学園はそれを叶えてくれるのか…?   『最高だっ!俺の入る高校はここしかねぇ!!』   俺の入る学科は運動学科、他に学業学科があるらしい…   『うげ…ガリベン君もいるんだ…』   ガリベンを見るとイライラする、そんなに勉強ばっかして何になるんだか…   俺は自分の名前を書き、親にポストに出してもらった。                             これが仕組まれたゲームだと知らずに…    
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