魔龍

０,神話

『アツッ!火傷した!!
どうすんだよ;;』

涙目になりつつ、
訴えると

｢バカ息子。鏡よく見てから言いなさい。
どこが火傷してるのか
言ってみなさい??｣

母さんから差し出された、鏡をみると、白くﾂﾙｯﾂﾙッ の肌が映っていた。

自分で思ってながら、
毎回、傷つくよな、
女顔に白い肌に細い体。
唯一救いなのが、
まぁまぁ高い身長ぐらい、

あぁ、ガングロいいなぁ。マッチョとかも、
男のロマンだよな～♪♪

うんうん。

､､､､､､､待て。

何で、白い肌?

ジューっていったのに。

白い肌???

おかしくね?????

普通赤い肌だよな?????

意味分かんなくて、
頭を抱えていたら、

｢それが【魔龍】の力よ。 代々【魔龍】は引き継いでるけど、ハル は特にその力が強いみたいね。
実際、お父さんも【魔龍】だけど、見た目全然普通でしょ｣

魔力は、【魔龍】だから、一応強いけど残念だわ～と母さんは、笑って続けた。

､､､､､､笑えねぇ。

口をひきつらしていたら、話に入って来なかった
親父が

｢ハル 魔神に入ることでいいいかぁ?｣

えっ、今なんておっしゃいましたか、
魔神なんて、魔神なんて、
『ホモの巣窟イヤだー!』