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‥‥‥びっくりした。
人がぶつかってきた。そいつは顔を上げた。目があった。するとそこにはこの世のモノとは思えないほど妖しく美しかった。
何故、この学園にいるのに気付かなかったのだろう。俺は、不思議に思いつつ見とれていた。金と銀の瞳に吸い込まれるように。
ずっと見ていたかったが目の前の奴は俺をみるなり反対方向に猛ダッシュしてしまった。
惹かれるように後ろ姿を見ていると不思議な事に気付いた。後ろの髪が頭皮から近い部分は美しく透き通るような銀の髪なのに対して頭皮から遠い部分が暗く途中黒から銀へマーブルになっていた。実際に色を染めてたりしたらあり得ない事だろう。
俺の勘は、魔法だ。っと言った。多分、俺の勘はあっているだろう。
‥‥調べてみよう。
魔竜捜索隊のほかにハル‥‥魔龍を追い求めるものがまた1人‥‥。
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