第5章

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『美維…顔みせて…。美維の全部が見たい。』 私はその言葉に顔が赤くなった。 「やっやぁ…。」 手をどかされた。 『っ…?!//』 瑞穂も顔を赤くする。 『美維…俺、やっぱ優しくできない。』 そう言うと、瑞穂はグイッとする…すると、何か痛みを感じた。 「っあ!」 はじめての痛みに、びっくりした。 …はじめてって、やっぱ大変…。 『美維…ごめんな。』 瑞穂が小さな声で言う。 「らっ…らいじょ…っあ?!」 うまく言葉が発せなかった。 『美維っ…愛してる。』 この言葉は、私にとってすごい幸せになる言葉だった。 「瑞穂っ…愛してる。」 …そう言うと、私は眠っていた。
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