第5章

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キス…?あぁー! 『おいっ?!この変態双子!美維になにしやがる。』 俺は、びっくりしている美維を、双子からとって抱きしめた。 すると、双子はクスッとする。 『なにって…ちゅーだよ。』 『そっ、あいさつのちゅー♪』 このっ…ど変態双子! 『だいたい、体でかいくせして、ちゅーとか、かわいく言うな!さむけすんだよ!』 美維が言ったら可愛いが!…双子は、俺より身長が高い。 顔は、俺にまけるけど。 『ふふっ。瑞穂がそこまで取り乱してるの、久しぶりに見た。』 『ははっ。本当にね。そこまで美維を好きなんて、とても興味深いよ。』 双子は笑う。おもしろそうに。 『なんとでも言えっ!』 そんなこんなしていたら、瑠季が生徒会室に入ってきた。
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