第5章

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『あぁ、瑞穂。来てたんだ。』 瑠季は、資料をみながら言う。 『やぁ、美維ちゃんもいらっしゃい。』 瑠季はニコッと笑う。 『さぁ、瑞穂。星夜祭について会議すんぞ。』 そう言って、いすに座る瑠季。 『あぁ、分かってる。』 そう言うと、みんなすわる。 …それと同時に、美維の携帯がなった。 「あっ!ごめん。」 ピッ。美維が出る。 「…わかりました。」 それだけ言って、美維は携帯をしまり、俺に言う。 「瑞穂。私、理事長によばれたから、ちょっと行くね。」 そう言って、少し走って美維は生徒会室を、出ていった。 そう…俺はなにも知らずに、美維を見ていた。
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