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涙が枯れ.
心が枯れ.
人々が枯れ.
そして大地が枯れた.
こんな辛く重すぎる現実に
堪えきれなくなった
僕は逃げ場を探した.
だが現実から目を背けても
常に後ろにあるものは….
「残酷な現実」.
目にしたくない視界.
耳にしたくない音.
触れたくない世界.
呼吸をしたくない空間.
全てのものに嫌気がさす.
いつかこの身は朽ちる.
それまで、こんな箱庭で
生きているのはもううんざりだ.
いっそのこと、この箱庭から…、
飛び立ってしまいたい.
そんな衝動に駆られてしまう.
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