ロングキス・サマーナイト

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黄昏の校門には、意外と背が高いアリシュんの影があって、サラサラ髪の毛が生暖かい風に少しだけ遊ばれていた。 その瞬間、僕はもうなんとなく今夜が少し特別な夜🌃になることを予感したような気がした。 僕に気付いて、アリシュンは意外にも---瞬、ちょっとほっとした表情になった。 『やぁ、リョウ来たね』
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