3人目の男

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桜が散り終わり、道路の上に花びらがたくさん落ちている。 朝7;45分頃…そこの道に、2人の男が歩いて居る。 虎と漣矢だ。 2人は、家が近所で幼稚園から中学生まで同じ学校だ。 かなりの人と仲が良い2人だが、常に2人は一緒に居た。 喧嘩をしても、先生に怒られても、ほとんど一緒にいるのだ。 2人は、最高の親友…相棒と言っても間違っていない。 すると2人は、学校に着いた。 漣矢「そういえば、今日体育あるぜ?」 虎「でも、体力テストだろ?」 漣矢「確かに…」 2人は、下駄箱で上靴に履き替え教室に向かう。 すると、1つの机の周りに4人くらいで囲んで居る。 4人のうちの1人は、この前、漣矢と喧嘩した篠原だ。 篠原「おい…チビ…ちっと邪魔なんだけど?」 男A「お前、朝…俺に当たって、謝らなかったよな……オイ!…聞いてんのかぁ?」 ??「チビチビうるせぇよ! しかも、お前が、邪魔なところで立ってるから、ぶつかったんだろうがぁ!」 男A「ふざけんなぁ!」 男が、殴ろうとする。 すると、ちっちゃな少年は、パンチを交わして、男を殴る。 ドカッ! 男A「ぐわぁ…」 男Aは、倒れた。 篠原「てめぇ……」 すると、虎がそこに割り込む。 虎「立派な高校生男子が、よってだがって袋にしようとは…恥を知れ!バカタレ!」 男B「ひっ…」 篠原「ちっ…オイ!チビ!…救われたな…」 ??「うるせぇ!……いつでもブッ飛ばしてやるよ!」 すると、虎が、ちっちゃな少年に話し掛ける。
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