3人目の男

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虎「君…名前は?」 ??「俺は、早瀬涼太(はやせりょうた)。」 虎「お前…面白い男だな。」 涼太「そうか?」 虎「小さいけど、でっけぇ男だ。」 涼太「意味分かんない…」 虎「ハッハッハ…お前…俺達と、友達にならねぇか?」 涼太「ふ~ん。考えとくよ。」 虎「そ…か…。答え待ってるよ。」 すると、虎と漣矢は席に着く。 漣矢「なんで、アイツを?」 虎「漣矢…気付かないか?……アイツ…すげぇ男だぜぇ?」 漣矢「そうかぁ?」 虎「アイツを、早瀬を、仲間にしてぇ!」 漣矢「そっか…まぁ…悪く無いかな。」 授業を、ほとんど寝て過ごす、虎と漣矢は、いつの間にか、昼休みになる。 虎「弁当~~…!」 漣矢「教室で食うの嫌だなぁ~。」 虎「体育館裏でも行くぅ?……あそこの木…地味に桜が残ってるからよ。」 漣矢「良いねぇ~。」 すると、2人は、弁当を持って歩いて行く。 男A「このチビかぁー!」 虎「なんだぁ!?」 虎達が見た光景は、男A…西川と、男B…平木+6人が、早瀬を囲んでいる。 漣矢「あれ…ヤバくないかぁ?」 虎「ちっと、見てようぜ?」 西川「くらぇや!」 ボカァ! 早瀬「くっ…弱いパンチだな。カス野郎が…」 西川「うるせぇ!」 篠原「辞めろ!」 平木「なんだよ、篠原ぁ!」 篠原「これ…使え…!」 平木「鉄パイプ…サンキュー!」 早瀬「チッ…{やべぇ…}」 すると、早瀬は、平木を殴る。 ボカァ! 平木「がぁ…」 しかし、後ろから篠原が鉄パイプで早瀬を殴る。 ガキィン! 早瀬「ぐあああぁぁ!!」 虎「早瀬ぇ!」 漣矢「ひでぇ……」 すると、篠原が話しだす。
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