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田口君の言っていた、2人ともガキで中身がないという事を改善する答えがこれなのかどうかなんてわからない。
何が正解で何が間違ってるかも、今の私にはわからない。
でも、努力するのは間違ってないよね?
「美紀、俺ともう一回付き合ってください。」
私は驚いて中務君を見つめる。
中務君は顔を真っ赤にして、私から視線を逸らす。
まだまだ気温が低い冬の日だった。
私は精一杯の笑顔で
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
と言った。
、
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