逃亡三日目

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シモガミと奈美、二人同時の溜め息。 「フゥ」「ハァ」 「お、俺怖かった」 「え?」 「本当はめちゃめちゃ怖かったんだよ」 「そんな風には全然見えなかったよ。シモガミさんカッコよかったよ」 「そ、そう?アハハ」 グゥーッ。腹が鳴る。 「安心したら、腹減っちゃった」 「私もー、お腹空いちゃった」 「どっか、ごはん食べ行こっか」 「わぁ!行こう!行こう!あのね、すぐ近くに串揚げ専門の居酒屋があるんだ。いろんな種類があってとっても美味しいんだよ」 「よーし、その串揚げ行こう!」
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