逃亡三日目

119/123
5784人が本棚に入れています
本棚に追加
/1905ページ
「お姉ちゃんからだったよ……。お姉ちゃん明日一人で帰ってくるから迎えに行かなくても大丈夫だって」 「そっか、よかったね。もう安心だね」 「うんシモガミさんのおかげだよホントにありがとう………。ねぇ、シモガミさん」 「ん?」 「シモガミさん、こっち(M市)にはいつまでいるの?」 「まだ、しばらくの間はいるよ。久美さん帰ってきたら二人の絵を描かなきゃ」 「うん、そっか」 ほろ酔いで頬が少し赤らんでいる、とても愛らしい奈美の表情。
/1905ページ

最初のコメントを投稿しよう!