幸せな結末

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  「やっと寝た、か」 佐助の目元から手を離し、立ち上がる 二人の胸に開いたかざあなが、まるで偽物に見えてならない。 それは単に彼らの死を信じたくない自分がいるからなのだろうと、思い出したように空を見上げる 何事も無かったかのように見事な蒼天がそこにあった。 e.
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