第一章 桶狭間の戦い

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同年 駿河国 駿府城 「義元様・・・武田より伝令、武田信廉と、小山田信茂の2500を上洛戦の際、増援で出すとの事。」 今川義元は、家臣朝比奈泰朝から報告を受けていた。 「そうか・・・。これで、北条の5000と合わせて、7500か・・・。」 この前、上洛戦の義元の作戦はこうである。 今川本隊が西より尾張に攻め込み、武田・北条軍が、北より美濃国を通り、尾張に攻め込むというものだった。 義元には、不安要素が一つあった。それは、浜松城主松平元康であった。
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