―絶望:懺 文学集―

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―絶望:懺 文学集―

『罪と天罰』 ランキング上位に選ばれた人間は、道徳や倫理や同意規約を踏み越える権利がある。 目的が閲覧数アップならば内容がエロでも許される。 そういう人々がクリエイター界を動かしていくのだ。 それ以外のクリエイターは凡庸な作品を産み続け、単に連載を維持していくだけだ。 自分はいつまで後者でいるのだろうか? あまりにも不純な動機だったが意を決し、罪を承知で一気に親指を振り下ろした。 しかし、自分ではよく書けたと思われる必死の二次創作的小説をも天罰(強制非公開)をくらってしまう。 モバゲータウンの質問広場で読者の言葉が頭に響いた。 「大地に接吻なさい。そしてファンの方々に叫ぶのです。私は退会しましたと!!」 心の中に溜まっていたものがやわらぎ、どっと涙が溢れ出した。
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