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「ばあちゃん…。それは嘘だろ…」
俺は静かに言った
祖母は、信じられないものを見るような目で俺を見た
「馬鹿をぬかすでない!大地、お前はあやつの何を知っている!そこの露草に良いように使われてる銀河からのみの話であろう!!」
祖母は杖を使わずに立ち上がり怒鳴り付けた
「ごめんな、俺は銀河と約束したんだよ。俺は銀河とコイツの母親を守るってさ」
「世迷い事を、真庭を継ぐお前にはそんな事はさせぬぞ!」
どんなに祖母が怒鳴ろうともう俺は引き下がる気は全く無かった
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