充実

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国本が最後に言ったあの言葉は、今日の事を予告していた 「だから嬉々様は多少の嘘を交えながら、銀河を取り戻そうとした。嬉々様のした事は許せないが、今は真庭に来てくれ。これは私たちの願いだ。お前を真に救うための」 分けがわからなくなってきた 「今は気持ちの整理がつかないかも知れないが、今は急を要する。明日の夕方に迎えに来る。しばらく露草とは会えないくなるから、明日が来るまで二人でゆっくりしていてくれ…」 花子はそう言うと車に乗り行ってしまった
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