第一話

10/21
前へ
/24ページ
次へ
「女!? しかも俺より年下!?」 社長室のような部屋の イスに座っていたのは、 髪は黒いセミロングで 目は大きい切れ目と長い睫毛、 明らかに女。 見た目からして歳は 中学生か高校生くらいだ。 「こら、口を慎め。」 あまりにも予想外な事に 大声をあげると、 オッサンに睨まれ注意された。 「いや、問題ないよジスター。 当然といえば当然の反応だ。 君は新入社員のハルキ君だよね? 第二部隊へようこそ。 私が第二部隊リーダーの ツヴァイだ。 よろしくね。」 ツヴァイという女は ニッコリ微笑んだ。 「ところでこの社では偽名で 呼び合ってるのは知ってる?」
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加