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「えっ、偽名?」
確かにジスターやら
ツヴァイやら、
日本人じゃないような名前だ。
「そ、だけど
君の名前をみたかぎり、
偽名はいらないや。
カタカナだしハルキって
名前のヤツもこの社にいないし。
つーわけでハルキ決定!
ジスター、異論は?」
ツヴァイは淡々と話を進め、
俺にではなくオッサンに
意見を聞く。
俺の意見も聞いてくれるくらい
してくれてもいいと思うのだが。
その後も俺の意見は
聞かれる事無く、
オッサンとツヴァイだけで
話は進められた。
「じゃあ一通り決まったし、
何かある?」
話の区切りがついた所で、
やっと俺に話が振られる。
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