第一話

11/21
前へ
/24ページ
次へ
「えっ、偽名?」 確かにジスターやら ツヴァイやら、 日本人じゃないような名前だ。 「そ、だけど 君の名前をみたかぎり、 偽名はいらないや。 カタカナだしハルキって 名前のヤツもこの社にいないし。 つーわけでハルキ決定! ジスター、異論は?」 ツヴァイは淡々と話を進め、 俺にではなくオッサンに 意見を聞く。 俺の意見も聞いてくれるくらい してくれてもいいと思うのだが。 その後も俺の意見は 聞かれる事無く、 オッサンとツヴァイだけで 話は進められた。 「じゃあ一通り決まったし、 何かある?」 話の区切りがついた所で、 やっと俺に話が振られる。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加