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気がつくと俺は
ベッドの上で寝ていた。
起き上がると、
ここが会社だという事を思い出す。
「いってぇー…。」
頭にはまだ頭痛が残っていたが、
恐怖は消えていた。
「おう、目が覚めたか。」
寝起きのせいか、
どこから声がしたのかわからず
辺りを見回すと部屋の一角に
オッサンが座っていた。
「悪い記憶は消してもらったから
気分は大丈夫だろ?
リーダーの事は許してやってくれ。
昔、色々あってな。
リーダーも、ハルキに
悪い事をしたって反省してたぜ。」
俺は最後の言葉に
少し驚きながらも
「いえ、気にしてません。」
とだけ返事をした。
勿論、気にしてるが…。
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