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「でも、良かったじゃねぇか。
クビは免れたみたいだぜ?」
「本当ですか!?」
俺が一番気にしていた事だったが、
良い結果でホッとする。
「初日から色々あったが
改めて、俺の名前はジスターだ。
よろしくな、ハルキ!」
歯を見せてニカッと
笑顔を見せるオッサン。
「こちらこそ!
そういえば、
意識が無くなる前に
オッサンがリーダーの事を
名前で呼び捨てしてた
気がするんだけど
どういう関係なんだ?」
ほぼ無くなったさっきの
記憶の中、それだけが曖昧に
頭に残っていた。
俺の問いにオッサンは
少し黙り込み、
「あいつのじき彼氏かな。」
と言った。
「オッサン、犯罪すんなよ。」
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