第一話

20/21
前へ
/24ページ
次へ
考え事をしていると、 何時の間にか寝てしまっていた。 気付くとそこは真っ暗な 牢屋みたいな所の目の前だった。 牢屋の中には、 まだ幼稚園か小学生くらいの 1人の少年。 あれは…俺? 小さい頃の記憶は、 交通事故のせいで無くなっている。 俺は覚えてないが 目が覚めて病院にいた時、 母親にそう言われた。 だけど目の前の子供は絶対に、 写真の中で見た小さかった頃の俺だ。 何故こんな所に? そう思って色々思考をしていると、 黒いスーツを着て サングラスをかけた男が2人、 牢屋の前にやってきた。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加