第一話

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色々と考えていると 朝食も食べ終わり、 残りの支度をして 玄関へと向かった。 俺は家を出る前に、 「安易にモンスターに 襲われないように 戸締まり気をつけろよ!」 と言い残して家を出た。 普通ならこんな事言わないが こんな時代、昔と違って モンスターの数も増えたから 用心深くないと生きていけない。 守護者を毎日雇うにしても、 金がかかりすぎる。 そんな事できるのは、 金が有り余ってる家くらいだ。 俺が守護者専門会社PALADINO に入社する理由も ここにあったりする。 金持ちだけが命の保証を 受けるなんて変だ。 モンスターが街に現れると、 守護者がモンスターを倒しに 来てくれるが、 間に合わない時もある。 そんな理不尽な現状を 変えたいがために昔、俺は PALADINOに入社する事を決めた。
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