第一話

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後ろをついて行き 三分程すると少し大きな扉が見え、 その前で止まった。 会社の大きさからしてもっと かかるかと思っていたが 案外近かった。 それはそれでありがたい。 「ここだ。 これから何かと来る事になるから しっかり覚えとけよ。 あと、部屋に入ったら特に 礼儀はしっかりしろ。 何を言われても、 弱音や文句は言うなよ。 まぁ仕事がどうなってもいいなら 好きにしろ。」 扉の前で注意事項を 聞かされると オッサンは扉をノックし、 「失礼しまーす。」と 扉の向こうに声をかける。 そして、扉を開いた。 俺は部屋の中の人物を見て、 唖然とした。
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