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ヘリが洋上空港のビルのヘリポートに着陸した。ヘリを降りるとメットとマスクを外しSATの隊長らしき人物のまえにゆきあいさつする。
「ケルベロス隊ただいま着任しました。私は隊長の竜崎亮二佐です!!」
「堅苦しいことはあとでまずこちらへ」
所長室で情報を確認すると待機してくれと言われた。空港の屋上でモーゼルMG34で狙いをつけ化け物の頭を吹き飛ばす。十匹倒すと後ろで気配がした。振り向くと南リカがいた。脅かそうと後ろからこっそり近づいていたらしい。が、ばれたうえ強化服のマスクで顔を覆っていたので逆に驚いていた。
「久しぶりね。腕は衰えていないようで安心したわ」
「そっちも元気そうで何よりだ。田島は?」
「銃の手入れしてる。ここには何日いるの?」
「1日だったが4日になった。その後は床主に行く」
「街へ行くなら一つお願いしていい?街に親友がいるんだけど…」
「できたら救助しろと。まあ友人の頼みだ。みつけたらするよ」
「ありがとう、竜崎。連絡がついたら知らせるわ。この間紹介した鞠川静香。」
「あの胸のすごい?」
「そこしか覚えてないって変態?」
「冗談だ」
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