2人が本棚に入れています
本棚に追加
「今日からこの学校に通うのかぁ…」
今日は入学式、私の名前は加嶋 弥生(カシマ ヤヨイ)12歳。
今日からここの中学校に通うことになったんだ。
「えっと…私のクラスは…1年A組かぁ…友達できるかな…。」
私は掲示板のクラス表を見て、クラスへ向かった。
私はこの学校に来る前は違う県にいて、今年からこっちの学校に来たんだけど…クラスに行くと、やっぱりもうグループができていて…。
「はぁ…やっぱりなぁ…。」
私は1人自分の席に座った。
しばらくすると1人の男の子が入ってきた。
「おはよっー!!」
「おはよ、翔。」
「おせーぞ。」
その男の子が来ると、クラスがすごく明るくなった。
そして、その男の子が私に気づいた。
「んっ…?お前みかけない顔だな…。」
「今年からこっちの方に引っ越して来たの。」
「そうなんだ。」
男の子は自分の頬をポリポリとかきながら言った。
「お前、名前は?」
「私の名前は加嶋弥生。」
「弥生か。俺は斎藤翔(サイトウカケル)よろしくな。」
翔は笑いながら手を差し出し、握手をした。
それから私は翔のおかげでクラスの輪に入れたのであった。
月日がたち、お昼休みにみんなとお弁当を食べながら過ごしていると、女子の友ちゃが、
「ねぇ、今度みんなでカラオケ行かない?」と言ってきて、みんなで行くことになった。
「じゃ18日の日曜日、昼の12時頃、駅ね!!」
日にちも時間も決まった時、翔がパンッと手を鳴らして、顔の前で手を合わしていた。
「ごめん、俺その日いけないや…。」
「なんだよ翔。ノリ悪いなぁ!!」
「わりぃ…。」
翔は本当に申し訳なさそうだった。
そして18日になって、私は駅に向かった。
駅につくと、もぅみんな来ていて私は走って行った。
「ごめんね、遅くなって。」
「大丈夫だよ。まだ五分前だし。」
友ちゃん達は笑いながら言ってくれた。
私はホッとし、笑って“良かったー。”といい、私達はフリータイムでカラオケで歌って、カラオケボックスから出てきたのは16時頃だった。
みんなと別れて、私は友ちゃんと一緒に帰ってると、笛や太鼓の男がした。
「そういえば今日だったんだ。」
「えっ?何が?」
「近くの神社のさくら祭。」
「お祭り!?」
私はお祭りと聞いてビックリした。
「行く?」
「うん♪」
私と友ちゃんはさくら祭に行くことにした。
その神社のさくらは満開でお店が出ていて、すごく綺麗だった。
「わぁ…すごい桜…。」
「でしょ。」
最初のコメントを投稿しよう!