ウルトラマンなんていない世界

2/9
前へ
/78ページ
次へ
『我の体が光へと満たされてゆく・・・』 エンペラ星人は最後にこの言葉を残し、消滅した。 メビウスは勝利した・・・             ミライ『さようなら。今迄ありがとうございました。』 GUYSクルーに別れを告げるミライは、メビウスへと変身した。      そして・・・       メビウス『シェアッ‼‼』 リュウ『ミライぃ~‼‼ありがとう‼‼』                 GUYSクルー一同『さようなら‼ミライ君‼ありがとう!』                    そうしてメビウスは地球での戦いという任務を終え、ヒカリとゾフィーと共に地球を去っていったのだった。                       どれくらい時間が経ったのか・・・メビウスはヒカリと話ながら宇宙を飛び続けていた。                    メビウス『ヒカリはこれからどうするんですか?』             ヒカリ『俺は宇宙警備隊員として任務を遂行する。』            メビウス『そうですか・・・戦いは終わってないみたいですしね』                  ヒカリ『やはり気付いていたか、何か近くにいる事を』            メビウス『はい。それにとてもいやな予感がするのです。そう思いませんか?ゾフィー兄さん。』               ゾフィー『私も同意見だ。注意しながら帰還をするとしよう。』                   メビウス、ヒカリ『はい。わかりました。』                            しかし、ゾフィーの言葉も虚しく、彼らはもう魔の手の策にはまってしまっていた・・・                    彼らに忍び寄る影はいったい・・・何者なのか? メビウス一行は、不気味な何かを感じ取りながらも、着々とウルトラの星が見えてくるところまで来た・・・のはすが・・・ 
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加